観世部会
〇観世部会再開
長い歴史を持ちながらここしばらく休眠状態であった観世部会ですが、令和6年6月同好の士7名相語らい、理事会にお許しをいただき、活動を再開いたしました。会員数は現在10名となりそうです(令和6年10月現在)。
室町時代に観阿弥世阿弥により大成された「能楽」は、その後も例えば江戸時代には「武家の式楽」として尊重されるなど我が国伝統芸能の中核として今に至りますが、能楽の内その詞章を謡うことを「謡曲」として切り出し、これを学び楽しむことも昔から広く行われてきました。
その効用は「謡曲十五徳」など色々言われますが、例えば「薬なくして欝気を散ず」とあるように、大きな声を出すことは(上手下手に関係なく!?)心身の健康増進に良いようで、月一回の例会を佐藤禎一会員(観世流名誉師範)のご指導の下に和気藹々と楽しんでおります。